【ebay輸出】直接取引って大丈夫?交渉方法を例文付きで解説

 

実はけっこう多くのセラーが行なっている直接取引

直接取引ってしても大丈夫なの?

どうやって直接取引に持ち込むの?

こんな疑問を持っている人はきっと多いと思います。

 

今回は「直接取引」について、以下の4つを解説していきます!

  1. 直接取引のメリットとは
  2. ebayポリシーにおける直接取引
  3. 直接取引に持ち込む方法
  4. バイヤーからの直接取引依頼を断る方法

 

交渉のメールと、断る方法については英語の例文付きで紹介しています。

ぜひ最後までお付き合いください!

 

直接取引をするメリット

どうしてebayを通さずに、直接取引を行うのか?

そのメリットは大きく2つあります!

  • 販売手数料がかからない
  • 多くのオーダーを受けられる

 

ebay販売手数料がかからない

ebayの手数料はおよそ10%と割高ですよね。

もし$1,000の商品が売れたら、手数料は$100(約11,000円)も引かれてしまいます・・・

 

もし直接取引をすれば手数料を利益にしたり、手数料分を割引することができます。

ebayの販売相場価格より安く販売できれば、リピーター顧客の獲得チャンスにも繋がります。

 

ebayの販売手数料のついてはこの記事で詳しく解説しています。

知っておくと安く抑えられるかもしれませんよ!

【ebay輸出2023年】 ややこしい販売手数料を総まとめ!計算ツールも紹介!

 

多くのオーダーを受けられる

もう一つのメリットは、多くのオーダーが受けられることです。

バイヤーと仲良くなるとあれもこれも欲しいと言われることはよくありますが、直接取引をすると手数料が安い分さらにバイヤーにebayで販売されていないものを多く販売して欲しいと依頼されることがあります。

 

依頼を受けたら商品を探して、仕入れるだけ。

リサーチする必要がありません。

セラーは手間なくそのまま売り上げになり、バイヤーも欲しい物が手に入るウィンウィンの関係ですね!

 

海外では3for$5(3個買えば5ドル)や、3for2(3個で2個分の値段)といった、まとめ買いの割引が一般的です。

直接取引でまとめ買いができれば、仕入れ値をさらに安くすることができますね!

 

注意!ebayで直接取引は禁止されている

引用:ebay

 

ebayには、直接取引に関するポリシー「Offering to buy or sell outside of eBay policy」があります。

 

このポリシーによると、以下のようなやりとりが禁止されています。

  1. ebay外での取引
  2. 外部ウェブサイトを添付して宣伝すること
  3. 電話番号やメールアドレスなど個人情報のやりとり

 

直接取引は完全にアウトなんです。

これらに当てはまる行為が発覚すると、ebayポリシー違反となりペナルティが課せられます。(ポリシー規約はebayサイトから確認できます。)

 

絶対にebayのメッセージ機能で

「安くするので、直接取引しませんか?メールアドレスは〇〇@〜です」

などと送らないようにしてください!

 

ebayはチェックしているので、まずバレます。

何度も行うと、警告だけではなく最悪サスペンドされてしまうかもしれません。

 

直接取引は、セラーとバイヤーどちらも保護制度や返金補償が受けられなくなります。

もし詐欺にあっても泣き寝入りするしかないので、安心できるバイヤーとのみ行いましょう。

 

バイヤーのメールアドレスを知る方法

ebayのメッセージ機能で直接取引の話はできないので、ebay外で交渉を行わなくてはいけません。

そのために必要なのが、バイヤーのメールアドレスです。

 

以前はバイヤーのメールアドレスをebayの履歴から確認することができました。

しかし、もう気づいている方も多いと思いますが、2020年秋のセラーアップデートからバイヤーのメールアドレスがすべて〜@members.ebay.comになっています。

 

今ebayでは個人の連絡先が分からない仕組みになっているので、PayPalのお支払いのお知らせメールからバイヤーのメールアドレスを調べます。

 

バイヤーのメールアドレスを調べる手順

  1. あなたのメールボックス(Gmailなど)にpaypalからお支払いのお知らせメールが届く
  2. メールを開き返信ボタンを押す
  3. 送り先がバイヤーのメールアドレスになっている

これでメールアドレスは簡単に確認できますね!!

直接取引を交渉する方法

直接取引の交渉は、どんな商品を購入したかによってアプローチが変わっていきます。

定型文ではなく、バイヤーごとに変えたほうが成功率が高くなります。

 

例)カメラを購入したバイヤーへ

Thank you very much for your recent purchase of the camera from my store.

I hope you like it.

Would you be looking for other items such as lenses or camera bags?

I can find and stock those items for you!

If there’ s anything you want, please feel free to contact me anytime!

<あなたの名前>

 

(先日は私のストアからカメラを購入してくれてありがとうございました。

気に入ってくれていると嬉しいです。

レンズやカメラバッグなどお探しではないでしょうか?

あなたのために商品を探して、仕入れることができます!

欲しいものがありましたらいつでも気軽にご連絡ください!)

 

例)消耗品を購入したバイヤーの場合

Thank you for your recent purchase.

I hope you like it.

If you order in bulk next time, I can sell them at a cheaper price for you.

For example…

10 for $◯ (20%off)

15 for $◯ (30%off)

You can also purchase regularly and continuously.

Please feel free to contact me anytime.

<あなたの名前>

 

(先日は購入してくれてありがとうございました。

気に入っていただけると嬉しいです。

次からまとめて注文いただければ、あなたのために安く販売することができます。

例えば、、

10個購入で$◯(20%オフ)

15個購入で$◯(30%オフ)

また、定期的に継続して仕入れることも可能です。いつでも気軽にご連絡ください。)

 

営業だけでなく、日本語表記しかない物などの場合、商品説明(使い方)など送ってあげるのも良いですね!

専門知識のある優良セラーとしてバイヤーから好感度も上がり、リピーターに繋がるかもしれません。

 

サスペンド確定!?な直接取引を断る方法

バイヤーから直接取引を依頼された時は、慎重になる必要があります。

ebayのメッセージ機能を使って、もしバイヤーから

「If you make it cheaper, I will buy it. (安くしてくれたら購入します)

My address is 〇〇〇」

このようなメッセージが来たら、OK!と言いたいところですが出来ませんね・・・・

直接取引の交渉はebay外(Gmailなど)で行わなくてはいけないので1度はebayで落札してもらう必要があります。

 

やんわりと断りつつ、購入をしてくれるように促します。真摯な対応でバイヤーに好印象を持ってもらいましょう。

例文

Thank you for your interest in my products.

I would like to offer you a discount, but I’m sorry,

 I can’t do that because outside transactions are against ebay policy.

I am looking forward to dealing with you.

Thank you for your understanding.

<あなたの名前>

 

(商品に興味を持ってくださりありがとうございます。

割引したいのですが申し訳ありません、直接取引はebayのポリシー違反となっているので出来ません。

どうぞご理解のほどよろしくお願いします。

あなたと取引できることを心からお待ちしています。)

 

【ebay輸出】直接取引をする方法!まとめ

  1. ebay上で直接交渉してはいけない
  2. 直接取引は1度取引したことあるバイヤーのみ
  3. メールアドレスはPayPalのお支払いのお知らせメールから

 

直接取引は手数料無料、リサーチ不要、顧客獲得、収益アップなどのメリットがあります。

ただしebayは、詐欺防止と公平なプラットフォームを守るために、直接取引を禁止しているのでebay上では細心の注意が必要で、最悪サスペンドの可能性もありますのでできればこちらに好意的なバイヤーのみにオファーすることが好ましいです。

 

「直接取引しましょう!」とテンプレートの営業メールを無作為に送り続けるとバイヤーに通報される可能性もあるかもしれません。

今後、直接取引も視野に入れるなら、どんな顧客と、どんな取引を継続させていきたいか目標を立ててみるのもいいですね。

 

直接取引でも決済はPayPalを使用しますが、PayPalも手数料は割高です・・・

マーチャントレートを申請すれば手数料を安く抑えられますよ!

【ebay輸出】PayPalの手数料を抑える!マーチャントレートの解説と申請方法

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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