ebay輸出の送料は?配送業者一覧と初心者におすすめの発送方法!

ebay輸出を始めてみたいけど、海外への発送方法や送料がわからないと不安で先に進めませんよね。

海外に荷物を送ったことなんてありません……

僕もebay輸出を始める前はそんな経験ありませんでしたが、大丈夫ですよ！

そこで、ここではebay輸出する上で利用する頻度が高い配送サービスを4点ご紹介します。

ebay輸出初心者の方におすすめの発送方法も合わせてご案内しています。
この記事を読めば海外への発送方法の種類が分かって、ebay輸出のハードルもぐっと下がりますよ！
ぜひ参考にしてください！

ebay輸出で売れた商品を発送する方法は大きく分けて４つ！

コロナが世界的に流行りだしてから、海外に荷物を送る方法が激変しました。
残念ながら、今でもその影響は色濃く残っています。

ebay輸出で商品を送る発送方法は、大きく4つあります。

結論から言うと、ebay輸出初心者の方は「セラーポータルに登録し、eLogi（イーロジ）を使ってクーリエ（FedEx）で発送する」のが一番やりやすくて安全です。

セラーポータルってなんですか？？

ざっくり言うと「日本人セラーのサポートをしてくれるebayの情報発信サイト」です。

以下の記事にセラーポータルの機能などについてもまとめてあるので、一度目を通してみてください！

ebay輸出のリミットアップを最短で!メール申請も例文付きで解説

では、それぞれ以下で説明していきますね。

①日本郵便の国際郵便

現在はクーリエと呼ばれる配送サービスも多く利用されていますが、コロナ禍前で一番利用者が多かったのがこの日本郵便の国際郵便サービスです。

なぜなら知名度も高く、安く安全に送ることができたからです。

しかし、コロナ禍になってからは状況が変わっています。

各種配送サービスの送料を比較すると、セラーによってはクーリエ（FedExやDHL、UPS）発送のほうが送料が安い場合もあります。

②クロネコヤマト国際宅急便

コロナが流行りだして、日本郵便の国際郵便が引き受け停止されました。

個人事業主や法人が利用していたクーリエ（DHLやFedEx、UPS）は個人には契約のハードルが高く、ここでebay輸出を挫折する人が出たのも事実です。

そんな中注目されたのがこのクロネコヤマト運輸の国際宅急便サービスです。

日本郵便と比較すると送料は高めですが、クーリエを利用できないebayセラーの中で注目されました。

配達はUPSが担当してくれますのでサービス内容も安心です。

③クーリエ（FedEx、DHL、UPS）

日本郵便が利用できなくなった時、爆発的に契約者を増やしたのがこのクーリエです。

個人事業主になれば契約が可能なので、重い腰が上がらなかったebayセラーもこのタイミングで個人事業主になる人が多かったです。

クーリエでは、契約すると月に◯個・◯ドルなどの発送ノルマが存在しています。

ある程度ebay輸出に慣れて、出品数や出荷件数がある人向けといえます。

④セラーポータルと契約してeLogi発送

コロナ禍が続くなか誕生したのが、この画期的なサービスである「eLogi（イーロジ）」システムです。

個人事業主契約が必須、かつ月の発送ノルマがあるのがクーリエですが、このシステムを利用すれば個人事業主でなくてもノルマ無しでクーリエ（FedEx）を利用できるのです。

今現在、ebay輸出初心者のセラーにはこの発送方法が一番おすすめとなっております。

海外に荷物を送る方法って結構あるんですね！
でも、送料とか色々……サービスってどうなっているんですか？

気になるところですよね。
ではそれぞれ説明します！

ebay輸出の発送方法①日本郵便の国際郵便

国際郵便の配送方法は大きく分けて4つあります。

詳しくは国際郵便の発送方法の比較で確認ができます！

これらの方法を利用した配送サービスが国際郵便にはいくつか用意されています。

個人差はありますが、ebay輸出で主に利用されているものは大きく分けて4つあります。

上から順に送料は高いです。

皆さんがよく使っているサービスは、「EMS」と「国際eパケット」となっております。

EMS（国際スピード郵便）

EMSに関しての公式ページはこちら（国際郵便（EMS）のページ）です。
送料は国際郵便（EMS）の料金表で詳しく確認できます。

【配送日数】3日～1週間ほど
【重量】30kgまで（配送先の国によって変わります）
【送料】最低価格3,900円（一番高い）
【追跡】あり
【補償】あり（20,000円まで、追加料金で200万円まで）
【大きさ】下の画像参照（アメリカ）

引き受けできるサイズも配送先の国によって変わるので注意です！

国際郵便を使う時、到着を急ぐ場合はこのEMSの利用がおすすめです。

物によっては、後述する「eLogi」システムの送料より安い場合もあります。

国際eパケット（航空便）

国際eパケットに関しての公式ページはこちら（国際郵便（eパケット）のページ）です。
送料は国際郵便（eパケット）の料金表（PDF）で詳しく確認できます。

【配送日数】1～2週間ほど
【重量】2kgまで
【送料】最低価格1,150円（EMSより安い）
【追跡】あり（一部の国）
【補償】あり（¥6,000まで）
【大きさ】下の画像参照

2kgまでの荷物なら、EMSより安く配達が可能です。

国際eパケットライト（SAL便）

国際eパケットライトに関しての公式ページはこちら（国際郵便（eパケットライト）のページ）です。
送料は上記のページの下部で確認できます。
また、この配送サービスは発送できる国が限られています。（↑公式ページで確認できます）

【配送日数】2～3週間ほど
【重量】2kgまで
【送料】最低価格960円（eパケットより安い）
【追跡】あり
【補償】なし
【大きさ】下の画像参照

上記の「国際eパケット」との違いは「料金が安い」「補償がない」「配送日数が遅い」の3点です。

現在はeパケットしか利用できませんが、コロナ禍前ではeパケットライトをよく利用していました。

「実際には到着日時に大きな差が無い」「追跡できる国が何故かeパケットライトのほうが多い」「安い」が理由です。

「国際eパケット」「国際eパケットライト」を利用するには「国際郵便マイサービス」の登録（無料）が必要です。
登録することで専用のパウチ（宛先を印刷したラベルを入れる専用袋）も無料で貰えます。

ebay輸出初心者の方はこのサービスを使うことが必ずありますので、サクッと登録しておきましょう！

登録は下のページからどうぞ！

小形包装物

小形包装物に関しての公式ページはこちら（小形包装物のページ）です。
このサービスは「航空便」「SAL便」「船便」の3つから配送方法を選べます。（船便は使いません。）
送料は「 国際郵便 > 料金・日数を調べる > 料金表 > 通常郵便物」から調べることができます。

【配送日数】2～4週間ほど（航空便・SAL便）
【重量】2kgまで
【送料】最低価格750円（一番安い）
【追跡】+410円で書留オプション追加可能
【補償】書留としたもののみ6,000円まで
【大きさ】下の画像参照

このサービスもコロナ禍前は利用していました。
主に軽くて小さく、安い商品の発送方法として重宝していました。

追跡や補償はオプションでつけるので気をつけましょう！

ここだけの話、コロナ禍前に利用していたときは「UN～」から始まる番号をebayに入力すればアメリカ宛のみは追跡できていました。

が、あくまでコロナ禍前、かつ正式なサービスではありません。

心配な方は追加料金で追跡や補償をつけるか、eパケットやeパケットライトを利用したほうが安心です。

国際郵便の配送サービスは変動あり！発送前に確認しよう！

コロナの関係で一気に利用サービスが制限されて3年たった今、少しずつそれらも再開されつつあります。

しかし、現在でもサービスがいきなり利用できなくなったりするなど、不安定なことには変わりありません。

日本郵便の公式ページで差し出し可能かを調べることができるので、発送前に確認をしましょう！

差し出し可否の一覧はこちら（国・地域別の差出可否のページ）です。

ebay輸出の発送方法②クロネコヤマト国際宅急便

クロネコヤマト運輸の国際宅急便は、コロナ禍をきっかけに一気に注目されました。
なぜならFedExやDHLなどのクーリエと違って契約が必要なく、誰でも利用できるためです。

事業所の数も多く、場所によっては土日も発送が可能なため発送方法の一つとして覚えておくといいでしょう。

【配送日数】4日～1週間ほど
【重量】25kgまで
【送料】最低価格1,600円（重さや大きさによってはEMSより安い）
【追跡】あり※
【補償】20万円まで

送料は重量で決まる国際郵便と違い、【縦・横・長さ3辺の合計サイズ】で決まります。

ラベルは手書きです。営業所で貰えますよ。

営業所に持ち込む際は中身の確認があるので、このラベルは貼らずにおきましょう。

ebay輸出の発送方法③クーリエ（FedEx、DHL、UPS）

コロナ禍の前は、クーリエを利用している個人はほとんどいませんでした。

なぜなら、以前はものすごく高い送料だったからです。

冒頭でも述べましたが、日本郵便が引き受けを停止した時にここで脱落する方も多くいました。

クーリエの送料は契約者との秘密事項のため詳しくは述べられません。

イメージとしては、日本郵便のeパケットとEMSの中間くらいの送料です。

びっくりするくらい早く到着することもあるくらい配達速度が速いのです！

アメリカに翌日届いたときはさすがにどうなってるんだと思いました。笑

国内配達と同じ速さじゃないですか！？すごいですね！

【配送日数】3日～5日ほど
【重量】制限なし（サービスによってはあり）
【送料】日本郵便のeパケットよりも高く、EMSよりも安くなる傾向にある
【追跡】あり
【補償】なし（個人で保険会社に加入。クーリエによっては有る会社もあり）

こちらの記事でクーリエの細かな説明をしています！

クーリエのDHL・FedEx・UPSとは?メリットとデメリット!

ebay輸出の発送方法④セラーポータルと契約してeLogi発送

基本的に初心者の方は、eLogiを利用することになるでしょう。

一番使えると便利なのが、配達速度が早い「クーリエ」です！

でもebay輸出始めたばかりだし、いきなりクーリエと契約して発送なんてハードル高すぎませんか！？

そうですよね。でも、そんな方のためになんとebayジャパンが素晴らしいサービスを提供してくださいました！

それが「eLogi（イーロジ）」というサービスです。

このサービスに登録すれば、なんと個人事業主や法人じゃなくても個人でFedExを利用して発送ができるのです！ノルマもありません！

まさに救世主です。

これに関しても、送料は秘密事項のため公開はできません。

しかし、さきほど述べたクーリエと同じくEMSよりも安くなる傾向があります。

【配送日数】3日～1週間ほど
【重量】制限なし（サービスによっては有）
【送料】日本郵便のeパケットよりも高く、EMSよりも安くなる傾向にある
【追跡】あり
【補償】あり

よって、2023年現在においてクーリエ契約が難しい初心者の方は、このeLogiシステムを利用しましょう！

eLogiの詳しい登録方法はこちらの記事を参考にしてください!

【ebay輸出】eLogi(イーロジ)の登録方法について解説!

ebay輸出初心者の人は配送業者をこう決めよう！

いろんな発送方法があることは分かりました。でも、逆にたくさんありすぎてぶっちゃけどうすればいいのかサッパリ分かりません！！

ですよね！僕も始めたばかりは悩みました。

初心者の方は以下のように考えると分かりやすいです。

送料を安く抑えることは大事です。

が、それに囚われすぎて補償なしや追跡なしばかり利用すると、いざという時にトラブルのもとになります。

少なくとも「高額なもの」「バイヤーが確実に欲しがっているもの」にはオプションでもいいので補償や追跡は付けたほうがいいですよ。

発送方法や送料がざっと分かったらビジネスポリシーで送料設定をしましょう。

ebay輸出するにあたって、大事な作業の1つです！

【ebay輸出】ビジネスポリシーの設定方法と有効を徹底解説!

ebay輸出の送料は?配送業者の比較と初心者におすすめの方法!まとめ

いかがでしょうか？

ebay輸出においての発送方法は、まとめると以下のようになります。

ebay輸出を始めたばかりの初心者の方、販売数が少ない方はセラーポータルに登録してeLogiシステムを利用しましょう。

慣れてきたら「大きくて軽いものはEMS」「小さくて重いものはクーリエ」など、送る商品によって各種サービスの送料を比較してみましょう。

最初はどの方法で発送すればいいかわからないと思います。

でも、そのうち最適な発送方法が必ず分かるようになります！
まずは送ってみましょう。数をこなすのが大事ですよ！