コロナ禍を経て、今やほとんどのセラーが利用しているのがFedExやDHLなどのクーリエです。
配達速度がとても早いので、今ではなくてはならない存在となっています。
ここではクーリエの解説と、各会社のメリットとデメリットについて解説をしていきます!
- クーリエのことを知りたい人
- ebay輸出初心者の人
- ebay輸出を始めようとしている人
この記事を読めば、各クーリエのことが分かってebay輸出での発送方法の幅が更に広がります!
ぜひ最後までご覧ください。
目次
ebay輸出でよく聞くクーリエってなに?日本郵便との違いは?
たとえば、クロネコヤマト運輸や佐川郵便も日本の民間の配送業者ですね。
そのグローバル版がクーリエなんです。
EMSなどを扱っている国際郵便は、日本郵便と提携している業者が送り先の国で配送を担当しています。
しかし、クーリエはその会社が配送の全てを請け負っているのです。
日本郵便は別の配送業者が配送しているけど、クーリエはクーリエ自身が荷物を配送しているんですね!
さらに、クーリエは各業者とも自社の航空機を持っています。
そのため、配送が比較的安定しているのです!
コロナで物流が不安定になったとき、日本郵便は旅客機の空きスペースを利用していますので、フライトが減便となり国際郵便の引受を停止しました。
でも、自社の輸送専用の飛行機を持っているクーリエは変わらず荷物の引受や配達が可能だったのです。
クーリエの種類とは?DHL・FedEx・UPSのメリット・デメリットについて
では、ebay輸出に利用される代表的なクーリエを3社ご紹介します!
- DHL
- FedEx
- UPS
ebay輸出で利用されるクーリエ①DHL
引用:DHL
後述するFedExやUPSと並んで有名で、多くの企業に利用されています。
自社飛行機を250機以上持っています。
また、利用者の希望に応じたプランが多数用意されています。(到着時刻指定やスピード重視の配達方法など)
- 配達速度が早い
- 物流が日本郵便の国際郵便より安定している
- 集荷依頼が可能
- 刃物も送りやすい
- 契約が必要(個人事業主もしくは法人のみ契約可)
- 月に発送のノルマがある
DHLとの契約に関してはこちら!
ebay輸出で利用されるクーリエ②FedEx
引用:FedEx
220カ国以上の国を対象に輸送サービスを提供しており、自社飛行機を850機以上持っています。
世界最大規模の配送業者であり、利用者も世界的にとても多いです。
- 配達速度が早い
- 物流が日本郵便の国際郵便より安定している
- 集荷依頼が可能
- DHLやUPSよりも全体的に送料が安い傾向がある
- 契約が必要(個人事業主もしくは法人のみ契約可)
- 月に発送のノルマがある
- 送料の誤請求が多い
- 刃物に厳しい
FedExとの契約に関してはこちら!
ebay輸出で利用されるクーリエ③UPS
引用:UPS
200ヶ国以上の国に輸送サービスを提供しており、自社飛行機も400機ほど持っています。
ebay輸出界隈ではあまりお目にかからないと思いますが、こちらの配送業者も配送方法のひとつに入れても損はありませんよ!
なぜなら「契約後も厳しいノルマを要求されない場合が多い」「契約内容も初心者に優しい」という特徴があるためです。
- 配達速度が早い
- 集荷依頼が可能
- 物流が日本郵便の国際郵便より安定している
- 大きな貨物の送料が安くなりやすい
- 契約が必要(個人事業主もしくは法人のみ契約可)
- 月に発送のノルマがある
- 送料が高くなりやすい送先国が多い
UPSとの契約に関してはこちら!
デメリットは「契約」!しかし初心者OKでとても簡単!
デメリットというよりは「手間」という感じですね。
でも、この手間をかける意味は大いにあるくらい恩恵にあずかれるのがクーリエなんです。
まずはためらわずに問い合わせしてみましょう!
クーリエは契約の際にノルマがありますが、平均的な契約内容でしたら月に50個程度の発送を求められることが多いです。
月に50個の発送と聞くと、初心者の方は「本当にそんなに売れるの?」と不安になるかもしれませんね。
でも大丈夫です!こちらの記事を読んでコツを掴んで実行すれば、必ず出来るようになりますよ!
初心者には「eLogi」でクーリエ利用もおすすめ!
ここで注意したいのが1点あります。
それは「ここで挙げたクーリエとの契約は個人事業主か法人のみ」ということです。
始めたばかりなので個人事業主なんかじゃありません……どうすればいいんですか?
このシステムを利用すれば、個人事業主や法人でなくてもノルマ無しでFedExを利用できるのが特徴です!デメリットはFEDEXとの直接契約よりも送料が高いことです。
セラーポータルってなに?といった方はこちらの関連記事に詳しい記載があります。
日本人が運営するebayサポートサイトなので、登録は日本語で簡単にできますよ。
すぐに個人事業主になってもOKという人は、その手続き後にクーリエと契約しましょう。
が、「いきなり個人事業主はちょっとハードルが高いな」「まずはebay輸出がどんなものか試してみたいな」といった初心者の方は、このシステムを利用して慣れてきた頃に契約するのもいいでしょう。
eLogiの登録に関してはこちらの記事を参考にしてください!
クーリエは「容積重量」で送料が決まる!
さて、クーリエには日本郵便とは違った送料の算出方法があります。
それが「容積重量」です!
容積重量(kg)=縦(cm)×横(cm)×高さ(cm)÷5000
縦30cm×横35cm×高さ30cm÷5000=6.3kg この場合は6.3kgが容積重量となります。 結論からいうと、「送る荷物の大きさや重さによって、利用する配送業者を変える」のが一番送料の節約になります。 一概にどちらがいいとは断言できません。 なぜなら、送る商品の重さや大きさによって送料が一番安い配送業者が変わってくるからです。 一般的に、軽くて大きいものは日本郵便のほうが送料が抑えられます。 しかし、バイヤーが速達希望の場合や絶対に欲しがっていそうな場合は、多少送料が高くなっても確実に早くお届けできるクーリエを利用するほうがいいです。 日本郵便の国際郵便については、こちらの記事に詳しい記載がされていますので参考にしてみてください。
いかがでしたか? ebay輸出において、クーリエの利用はもはや欠かせないものです。
梱包した後の大きさが「縦30cm」「横35cm」「高さ30cm」の場合、クーリエと日本郵便どちらを利用すればいいの?
トラブルになった場合の労力は大きいですから。クーリエのDHL・FedEx・UPSとは?メリットとデメリット!まとめ