このように、送料の設定で悩んでる人は多くいらっしゃるかもしれませんね。
確かに送料設定は、ebay輸出において最初の壁と言っても過言ではないと思います。
でも大丈夫です!
この記事ではそんな悩みの解決策をお伝えします!
結論から言うと、ebay輸出初心者の方は「クーリエのみを利用した送料設定」をまず始めに作ることがおすすめです!
じっくり丁寧に解説していますので、送料の考え方が分からない方も簡単に作れちゃいます!
また、実際に僕がコロナ前に送料設定しているときに悩んだことも解説しているので、応用が効く考え方も学べる記事にしました!
では、一緒に送料設定を作っていきましょう!
目次
- 1 ebay輸出で送料を設定するおおまかな流れとは?
- 2 ebay輸出で送料設定する前に確認すべき3点
- 3 ebay輸出での基本的な送料設定2選!
- 4 ebay輸出初心者はクーリエのみで送料設定すれば間違いなし!
- 5 ebay輸出の送料設定を解説!
- 6 Each additionalの考え方と設定方法
- 7 送料設定をコピーして他の送料設定も作っていこう!
- 8 送料設定の内容を変更する時の注意点
- 9 送料設定の基本的な考え方とは?
- 10 ebay輸出はクーリエ一択になる理由ってなに?
- 11 ebay輸出の送料設定の重要性
- 12 【初心者向け】ebay輸出の送料設定方法はこれだ!細かく徹底解説!まとめ
ebay輸出で送料を設定するおおまかな流れとは?
日本のフリマサイトとebayでは全く違うので、まずは何をするのか知っておきましょう!
- 利用する予定の配送業者の送料一覧を用意し、しっかり中身を確認する
- アメリカ向けの送料を設定する
- アメリカ以外向けの送料を設定する
- 発送除外国を設定する
- 重さごとに送料設定をいくつか作成する
ebay輸出で送料設定する前に確認すべき3点
送料設定をする前に、以下の3点は必ず確認しておきましょう。
①利用するサービスを決めておく
まず初めに、自分がどの配送業者を使って発送するか決めましょう。
配送サービスによって送料が大きく変わってくるからです。
2023年現在、利用できるサービスは大きく分けて2つです。
初心者の方は、「クーリエ(個人契約、もしくはeLogi利用)」の利用をおすすめしています。
2023年現在、アメリカ行きの国際郵便は引受停止をしているからです。
さらに2023年の秋には、ebayセラーが重宝していた「eパケット」が廃止されます。
クーリエは現在、配達が速く最も安定しています。
初心者の方でも、今はeLogiで簡単にクーリエ(FedEx)を利用できるので使わない手はありません。
各配送業者の比較やeLogiに関しては、以下の記事でもっと詳しく記載しています。
②海外発送は重量で送料が決まることを知っておく
日本の郵便は主に荷物の大きさで送料が決まりますが、海外発送は重量で送料が決まります。
また、クーリエでは「容積重量」も関わってきます。
クーリエについては、この記事で詳しく記載しています。
③バイヤーが購入時に配送方法を選ぶことを知っておく
例えば日本のフリマサイトだと、出品者が既に配送方法を1つ決めて出品することが多いと思います。
しかし、ebayではバイヤーが商品を購入した際にあなたが設定した配送方法から1つ選ぶ仕様になっています。
セラーが設定できる配送方法は以下の3点です。
例えばあなたが「通常配達」と「速達」2つの送料を設定している場合、バイヤーはこの2つから1つを選ぶんです。
2023年現在では、
クーリエの発送に慣れると「もうクーリエしか使いたくない!」と思ってしまうほど快適です。
なので、クーリエだけで設定しているセラーがとても多いですし、今後はもっと増えていくでしょう。
「エコノミー配達」の送料設定もできますが、送料が安いサービスほど配達に時間がかかります。
そうするとトラブルも多く、追跡ができない場合も多いです。
なので、面倒が起こりやすい「エコノミー配達」は設定しない方が楽です。
ebay輸出での基本的な送料設定2選!
まずここでは、基本的な送料設定のパターンをお伝えしますね。
①『クーリエのみ利用、送料無料パターン』
ズバリ「クーリエしか利用しない! 送料無料にして、クーリエで発送するだけ!」です。
これは、コロナで発送方法が限られるようになってからよく見られる発送方法です。
クーリエは配達が安定しているので、日本の国際郵便を利用して到着までハラハラするよりも精神的にも楽ですよ。
②『アメリカはクーリエ・他国はクーリエとeパケットを利用するパターン』
アメリカには速達でクーリエを利用し、アメリカ以外でeパケットが利用できる国には通常配達と速達を設定する方法です。
ここで挙げた2つの設定パターンは、あくまでも一例です。
送料設定方法は個人によって様々です。
ebay輸出初心者はクーリエのみで送料設定すれば間違いなし!
2023年7月現在、クーリエと国際郵便での送料を比較して考えた結果、初心者の方におすすめするのが「①クーリエのみ利用、送料無料パターン」です。
2023年秋には、ebayセラーが復活を待ち望んでいた「eパケット」のサービス終了が決まっています。
eパケットライトやその他のサービスがどうなるかは分かりませんが、復活するとしても何年先か分かりません。
そのため、ここからは「これさえ設定しておけばとりあえずOK!」と言える「クーリエのみ利用する送料設定」を解説していきますね!
ebay輸出の送料設定を解説!
では、「クーリエのみ利用する」送料設定の方法を順を追って解説していきます。
今回解説する設定の前提はこちら!
手元に配送サービスの送料一覧表を用意してくださいね!
もしeLogiでクーリエを利用する場合は、お問い合わせをすれば送料一覧が貰えますよ。
①ビジネスポリシーを有効化する
初めて送料設定する方は、まずビジネスポリシー有効化を完了させましょう。
こちらの記事を参考に初期設定してください。
②送料設定画面に移行する
画面左上「Hi ◯◯!」>「Account settings」をクリック
Selling > Business Policiesをクリック
create policyをクリックし、Shippingを選択
③Policy nameを設定する
これはバイヤーには見られません。
Policy nameは重さごとで、英語の命名がおすすめですにします。
ここでは「~2kg FedEx」としていきます。
なので初めから英語のほうが無難ですよ。
重量を細かく区切ってしまうと管理が大変になります。
なので、1g~2kgまでで1つ送料設定しておくと便利です。
作っている送料設定をデフォルトにしたい場合、「Set as default return policy(デフォルトの返品ポリシーとして設定)」にチェックを入れます。
ここまで入力したら、あとは「アメリカ向け」と「アメリカ以外向け」の送料を設定していきます。
④アメリカ向けの送料を設定する
ebayはアメリカのサイトでしたよね。
ですので、「Domestic(国内) shipping」がアメリカ向けの送料設定欄です。
【Flat: same cost to all buyers】を選択
【Services】はプルダウンから「Expedited Shipping from outside US」を選択します。
送料無料にチェックを入れる
「Expedited Shipping from outside US」右隣の【Free shipping】にチェックを入れることで送料無料になります。
ebayでは基本的に、アメリカ国内向けを送料無料にするといいです!
Expedited Shippingを送料無料にするために、送料と各手数料を含めて販売価格を設定しましょう!
価格設定や手数料に関してはこちらの記事にまとめています。
発送期限を設定する
Handling Time(ハンドリングタイム)が発送期限のことです。
を選んでおくといいです。
初心者の方は、発送業務に慣れるまではちょっと長めに設定しておくと焦らなくて済みますよ!
無在庫輸出に関してはこちらにも詳しくまとめています。
次は、アメリカ以外の国への送料を設定していきます。
⑤アメリカ以外向けの送料を設定する
その下の項目「International shipping」が、アメリカ以外の送料設定箇所です。
【Flat: same cost to all buyers】を選択する
発送する国を決める
【Ship to】を「Choose custom location」にして、ざっくりと発送する国を選びます。
今回は例として「カナダ」「ヨーロッパ」「イギリス」「ドイツ」「フランス」「アジア」「中国」を選択しています。
ドイツへ販売する場合はLUCID包装登録を行ってからにしましょう!
※個人アカウントは登録の必要はありません。
ここではヨーロッパの国などをこのように一括して選択することができます。 ご自身のクーリエ契約内容と送料をしっかりと確認し、送料が高い国がある場合はきちんと発送除外国設定をしておきましょう。
しかし、一括だからこそ送料が高い国が含まれているケースがあります。
Servicesに「Expedited International Shipping」を選ぶ
具体的な送料を設定する
ここでは、アメリカ行きのクーリエ送料を基準に考えます。
今回の場合、以下の2つを比較します。
まずはこの2つを比べ、選んだ国のほうがアメリカよりも送料が高かったときは速達料金を設定します。
薄い梱包資材なら送料は$20だけど、袋に入れるなら$25…というイメージです。
なので同じ500gの中でも「一番高い配送サービス同士」で比較しましょう。
僕の持っている料金表を基準にすると、今回選んだ国全てがアメリカの送料より安いです。
そのため、すべての国で送料無料にできます!
だから、それより安い送料なら追加で送料は発生しないんですね!
クーリエの料金は、契約内容によって個人で違います。
なので、必ずご自身の持っている料金表を片手に設定してください!
他国への送料がアメリカよりも高かった場合は?
クーリエは500g(0.5kg)刻みで送料が変わります。
なので、
・0.5kgの「アメリカ行きクーリエ送料(最高値)」と「選んだ国行きのクーリエ送料(最高値)」の差額
・1.0kgの「アメリカ行きクーリエ送料(最高値)」と「選んだ国行きのクーリエ送料(最高値)」の差額
・1.5kgの「アメリカ行きクーリエ送料(最高値)」と「選んだ国行きのクーリエ送料(最高値)」の差額
・2.0kgの「アメリカ行きクーリエ送料(最高値)」と「選んだ国行きのクーリエ送料(最高値)」の差額
というように、各重量で送料の差額を確認し、その中で一番大きな差額を送料に設定します。
これを、選んだ国全てで確認しましょう!
今回の送料設定では、100gの商品であろうと2kgの商品であろうと、設定した速達送料しか等しく請求できません。
そのため、各重さで送料を比較し、その中で一番大きな差額を送料に設定しましょう。
そうしておけば、送料赤字のリスクも最小限にできます!
【アメリカ向けが送料無料の場合の販売価格設定】 なので、 1,000円(商品の価格)+500円(アメリカへの送料)=1500円(ebayの販売価格) としましょう。 では、フランスへの送料が1,000円だったとします。 アメリカよりも送料が高いので、計算は 1,000円(フランスへの料金)–500円(アメリカへの送料)=500円(差額)となります。 なので、差額の500円をフランスへの送料に設定すればOKですよね?
商品の価格+アメリカへの送料=ebayの販売価格
アメリカへの送料だけでは不足している送料を設定するイメージで考えてみれば分かりやすいですよ。
送料がアメリカよりも高い国と安い国が入り乱れていたら?
今回は中国やフランスなど、色んな国を一括で選択しています。
中国は送料無料にできますもんね……?
- 送料が高い国を基準にして速達料金を設定し、安い国からも同じ速達料を取る
もしくは
- 送料が安い国は設定を別に作り、速達送料を無料とする
どちらかを選べばOKです!
やはり、送料設定は正確であればあるほど売上に影響が出ますからね。
International shippingは最大4つまで作ることができるので、例えば「中国は送料無料」にして、「フランスで速達料金を設定したい」場合は、以下のように速達設定を2つ作ればいいですよ!
(例)
中国…Expedited International Shipping・送料無料
フランス…Expedited International Shipping・送料5ドル
アメリカよりも送料は高いが差額が各国で違う場合は?
今回は中国やヨーロッパやアジアを一括で販売先に選んでいますね。
では、これらが全てアメリカよりも送料が高かったと仮定します。
すると当然、国によってそれぞれ送料が違いますよね。
これはどうすればいいですか?
簡単に説明すると……
この場合、より額が大きいフランスとの差額$10を送料設定にしましょう。
こうすると、ドイツや中国から購入された場合少しだけ多く送料をもらうことになってしまいますが、これを気にしていたら設定が細かくなりすぎて大変です。
そのため、差額が少額なら無視してOKです。
国ごとに細かく料金テーブルをする方法もありますが、初心者向けではないのでこの記事では省いています。
⑥Additional ship to locations – buyers contact for costsを設定する
では、送料設定に戻りましょう!
ここは【Will ship worldwide】を選択しましょう。
こうしておけば、「送料を設定していないけど発送除外もしていない国」のバイヤーが閲覧すると、送料欄に英語で「送料に関してはセラーにコンタクトを取ってね!」 と表示されます。
⑦発送除外国を設定する
全世界に販売できるのがebayの魅力ですが、中には「販売を避けたほうがいい」国があることも事実です。
国内情勢が危うかったり、紛失が多すぎる国もあります。
そんな国は心苦しいですが「発送除外国」に設定しましょう。
ebay輸出での発送除外おすすめ5選!
一覧にまとめました。
理由を簡単に解説しますね。
①APO FPO
アメリカ軍基地内の郵便局(Army post office)のことです。
追跡ができないため、除外しましょう。
②PO BOX
郵便局に設置された受け取り専用の箱のことです。
自宅の代わりに受け取ることができるので便利な設備なのですが、クーリエによってはここに配達できない場合があります。
絶対除外しなければならないわけではありませんが、クーリエを利用する場合は除外しておいたほうが余計なトラブルを防げます。
③アフリカ
詐欺が多く、商品が到着する可能性もとても低いです。
④南米 (South America)
こちらもアフリカと同じく未着が多いです。
⑤日本 (Japan)
これは意外と知られていないことが多いですが、日本も発送除外にしておくといいです。
個人情報をすっぱ抜かれたりする危険もあります。
さらに、除外することで日本人セラーのリサーチに引っかかりにくくなり、ライバルに見つかりにくくなります。
発送除外国の設定手順
①Exclude shipping locationsで「Edit exclusion list」をクリック
②発送除外する国にチェックを入れる
チェックした国が発送除外国になります。
ここで発送除外にする国はあくまでも例ですので、こうすればいいよ!と保証するものではありません。
設定するときは、各国の郵便事情を確認しましょう。
【例】
状況がコロコロ変わりますので、世界情勢は逐一確認しましょう!
2023年現在は「ロシア」「ウクライナ」も発送除外しておきましょう。
次に各国の「Show all countries」をクリックし、発送除外する国にチェックを入れましょう。
今回は例として
Asia
Hong Kong、Korea, South、Macau、Philippines、Singapore、Taiwan、Thailand、Vietnam
Europe
Austria、Bulgaria、Czech Republic、Denmark、Estonia、Finland、France、Germany、Hungary、Iceland、Latvia、Lithuania、Luxembourg、Monaco、Netherlands、Norway、Poland、Portugal、Slovenia、Spain、Sweden、Switzerland、United Kingdom
(ドイツはLUCID包装登録が必要なので、まだの場合はチェックを入れて除外しましょう)
North America
Canada
Oceania
New Zealand、Tonga
Southeast Asia
Hong Kong、Macau、Malaysia、Philippines、Singapore、Taiwan、Thailand、Vietnam
上記以外の国にチェックを入れて発送除外しています。
初めのうちは、よく聞く国で、かつ配達情勢が安定している国で経験を積みましょう!
そこから少しずつ発送する国を広げていけばOKですよ。
③設定が完了したら右下の【Apply】をクリックして保存
⑧最後に「Save」をクリックして送料設定終了
一回ではなかなか頭に入らない方もいらっしゃるかもしれません。
なので、何回もこの解説を読み返して、実際に紙に書いて手を動かしてみてください。
初めはやはりとっつきにくくて難しく感じると思います。
しかし、考え方に慣れてしまえば簡単に設定できるようになりますよ!
Each additionalの考え方と設定方法
今回は送料無料で設定したので利用しませんでしたが、ebayの送料設定には「Each additional」という設定欄があります。
これは、同じ商品を複数購入してくれたバイヤーの送料を安くする設定のことです。
例えば、【送料が$10、かつEach additionalが$5】と設定したとします。
となります。
これを設定しないと、2つ購入してくれたバイヤーは$10+$10=送料合計$20がかかります。
Each additionalを設定しないと送料のもらい過ぎになってしまい、中には「送料が高すぎる!」とクレームになったり、「過剰分の送料を返金してください」と依頼が来ることもあります。
特に具体的な決め方はありません。
バイヤーから見て、まとめ買いに少しお得感が出ていればいくらに設定しても問題なしです。
だからEach additionalは「0」で設定すればいいんですね!
送料設定をコピーして他の送料設定も作っていこう!
先程作成した送料設定をコピーして、2kg以上の送料設定を作成することもできます。
Edit > Copy policyでコピーが可能です。
あまり細かく区切ると大変なので
- 軽量帯
- 中量帯
- 重量帯
と、3種類ぐらい用意できると便利ですよ!
送料設定の内容を変更する時の注意点
ここで作成した送料設定の内容はいつでも変更できます。
変更すれば、適応中の商品も自動的に変更されるので便利です。
ですが、送料設定の内容を変更したい場合は、なるべくどの商品も動きがないときに行ったほうがいいですよ!
変更したい送料設定が適用された商品が
- 価格交渉中
- バイヤーをメッセージのやりとりを行っている場合
など、何かしら動きがある最中に変更すると、その商品だけは変更が適応されず、変更前の送料設定が「Copy」として残ってしまいます。
うっかりすると、Copyがいくつも作られてしまって訳がわからなくなるので気をつけましょう!
送料設定の基本的な考え方とは?
今回はご紹介した送料設定は、比較的分かりやすい設定方法なんです。
しかし、人によっては条件を変えたい場合もありますよね。
さらに数年前のコロナのように、いつまた郵便事情が変わるかも分かりません。
そうなると今回とは設定が変わってきます。
- アメリカへの送料を基準にする
- 「基準よりも送料が高い場合は差額を追加料金でもらう!」
- 「基準よりも送料が安ければ追加料金は無し!」
と考えれば一番シンプルです。
また、クーリエは梱包する大きさや梱包資材、利用するサービスで同じ重さでも送料が変わることはお伝えしましたね。
ebay輸出はクーリエ一択になる理由ってなに?
これについてはややこしいので、設定画面を交えながら解説しますね。
通常配達も速達も同じく「送料無料」になる可能性が高いから!
ここで、おすすめの送料設定②を実際に当てはめていってみましょう。
①アメリカ向けの送料を設定する
【Flat: same cost to all buyers】を選択
【Services】はプルダウンから「Expedited Shipping from outside US」を選択
冒頭の方でも解説しましたが、アメリカは現在eパケットも使えず、ゆくゆく廃止されます。
なので、今後利用できるのはクーリエ一択になります。
クーリエはExpedited Shippingに設定しましょうとebayから通達があったので、このようにします。
送料無料にチェックを入れる
「Expedited Shipping from outside US」右隣の【Free shipping】にチェックを入れて送料無料にします。
これで、今後送料を考えるときは、価格に盛り込んだ「アメリカ行きのクーリエの送料」が基準となります。
では、アメリカ以外向けでeパケットを利用できる国の送料を考えてみましょう。
②アメリカ以外向けの送料を設定する
eパケットで発送する国を決める
2023年7月現在、eパケットが送れて、かつ配送が安定している初心者向けの国は「中国」です。
アジアにもeパケットが送れる国がありますが、ここでは「アジア」として一括でしか選べないため、中には送料が高かったり引受停止国が紛れ込んでいるリスクがあるため選んでいません。
通常配達(eパケット)とクーリエの金額をそれぞれ比較する
ここではアメリカ行きのクーリエの送料を基準に考えます。
なので今回の場合、
この2つを比べ、送料を設定します。
僕が持っているクーリエ送料一覧で確認すると、中国へのeパケット送料よりもアメリカのクーリエの送料のほうが高かったです。
そうですね!
なのでCostに0と入力します。
速達を追加して送料を設定する
ここで比較する送料は以下の2つです。
今回の場合、
この2つを比べて速達料金を設定します。
僕が持っているクーリエ送料一覧で確認すると、中国への送料よりもアメリカへの送料のほうが高かったです。
なので、通常配達と同じく送料無料にできます。
Costに0と入力しましょう。
ということは、通常配達も速達も送料無料にできるんですね?
あなたがバイヤーなら、同じ送料無料なのにわざわざ配達に時間のかかる通常配達は選ばないですよね?
なので、結局「クーリエ一択」の設定が一番現状に合っているのです。
これはあくまで一例ですが、クーリエをおすすめする理由は充分分かっていただけたかと思います。
2023年現在、速達も通常配達も大して値段が変わらない事が多いので、それなら安定しているクーリエのみで配達したほうがいいのです。
ebay輸出の送料設定の重要性
ebay輸出において、送料設定は非常に大切です。
なぜなら、適切な送料設定が売上を左右するからです。
送料で赤字になってしまいます。
商品の重量やサイズ、送り先の地域などをきちんと考え、最適な送料を設定しましょう。
送料を安く適切に設定しているライバルに負け、売れなくなってしまいます。
バイヤーは、商品の価格と送料を総合的に判断して購入するからです。
初めのうちは「しまった…送料で赤字だ!」や「送れると思ったけど、今確認したら引き受け停止していて送れない!」など、小さなトラブルはどうしても発生します。
失敗はつきものです。
ですが、これを恐れていては何もできませんし、バイヤーにきちんと誠意を持って説明すれば大体は解決できます。
初心者の方は、日本のセラーポータルに登録をしておきましょう。
トラブルが起こったときに、日本語でサポートしてくれます。
初心者の方でクーリエと直接契約できない場合は、このセラーポータルに登録をして「eLogi」というシステムを利用してクーリエを利用しましょう!
【初心者向け】ebay輸出の送料設定方法はこれだ!細かく徹底解説!まとめ
いかがでしたか?
送料設定が難しくて挫折する人もいます。
僕も、初めて見たときはわけが分からずミスも沢山してきました。
しかし、全てのトラブルは必ずなんとかできますし、送料設定も慣れれば簡単なんですよ!