【ebay輸出】ドイツへの発送は注意!LUCIDって一体なに?

今回は「ドイツへの発送の際に義務付けられたLUCID登録」について解説していきます。

ebay輸出でドイツへの販売を考えている人は、ぜひ最後までご覧ください!

ebayでドイツに販売するには自分でLUCID登録が必要!

ドイツでの法改正により、「インターネット上の販売業者がドイツに商品を送る時、梱包で利用した包装材の素材タイプと総重量」をLUCIDに事前登録しなければならなくなりました。

これに伴い、ebayでは2022年から「LUCID契約」をしなければドイツに販売できなくなりました。

ヨーロッパへの販売時に必要になったIOSSはebayが対応してくれていましたが、このLUCIDは自分で登録をする必要があります。

LUCID登録はebayアカウントが「ビジネス」タイプの人のみ!

LUCIDの登録はセラー全員がやらなければいけないんですか?

いえ、

• アカウントタイプが「Individual(個人)」の人
• アカウントタイプが「Business(ビジネス)」だけど「ドイツには販売しない」人

は登録しなくても大丈夫です。

ebayのアカウントタイプはPersonal infoから確認が可能です。

つまり、

• アカウントタイプが「Business」
• かつ、ドイツに販売する人

はLUCID登録が必須となります。

ebay輸出でLUCID登録せずにドイツ販売するとどうなるの?

アカウントタイプBusinessの方がLUCID登録せずにドイツに販売すると「ebayからアカウント停止」されてしまいます。

なので、該当するセラーの方は必ず手続きを行いましょう!

もちろん、アカウントタイプがBusinessの人でも、ドイツを発送除外国設定すれば登録の必要はありません。

「ドイツは発送除外国にして販売しない!」と決めてしまうのもアリです。

発送除外国設定はこちらの記事を参考にしてくださいね。

【2023年最新】ebay輸出初心者の送料設定方法を徹底解説!

ドイツ梱包法への対処方法を解説!

以上の4つが主な流れです。

順にみていきましょう!

LUCIDへの登録(無料)

LUCIDの登録サイトから登録を行います。

クリックすると情報入力画面になります。

①Name (company name)
名前もしくは会社名【個人なら屋号やストア名、法人は会社名を入力】

②Language of e-mail communication
言語……English

③Salutation
敬称……男性はMr.、女性はMs. 、その他はMx.

④Academic Title
学位……これは入力不要です。

⑤First Name
名前

⑥Last Name
苗字

⑦Login e-mail address
アドレス……ログインIDとして使用するメールアドレスを入力

⑧Login e-mail address (repetition)
アドレス確認 (再入力する)……⑦で入力したメールアドレスを再入力

⑨Password
パスワード……ログインパスワード
パスワードは大文字・小文字・記号がすべて使って作成

⑩Password (repetition)
パスワード確認……⑨で入力した上記パスワードを再入力

ここまで入力したら、左下の「Anti-Robot Verification」をクリックし、「Create log in」で作成します。

次の画面で「Thank you very much!」のメッセージが表示されたらOKです。

そこから更に情報入力画面に移ります。
必要事項を入力し、最終的に「DE」から始まる番号がご自身のLUCID番号となります。

ドイツリサイクル業者との契約(有料)

ebay推奨の業者は「Lizenzero」という業者です。
年会費が39ユーロとなっております。

他にも年会費が最低6ユーロの「activate by Reclay」もあり、ここが一番安いようです。

どちらでもOKなので、ご自身に合った方を登録しましょう!

LUCIDとドイツリサイクル業者との情報を連携

ドイツリサイクル業者の登録が終わったら、LUCIDにログインして情報を連携させます。

これで連携は完了です!

ebayアカウントにLUCID情報を登録

My eBayの「Businessinfo」にログインをします。

Lucid IDの欄に「DE〜」から始まるご自身のLUCIDナンバーを入力すればすべての流れはOKです!

お疲れ様でした!

【ebay輸出】ドイツへの発送は注意!LUCIDって一体なに?まとめ

必ずしもドイツへ販売をしなければいけないことはないので、一時的に発送除外国に設定しても大丈夫です。

しかし、登録さえしてしまえば今まで通りドイツに販売ができます。
是非検討してみてくださいね!