出品画面にUPCやMPNという項目がありますよね。
「英語でよく分からないし、いちいち調べるのは面倒だから」とスルーしたり、
“Does not apply”で出品していませんか?
検索で上位表示されず売上げが思うように伸びない人は、ここを見直すべきかもしれません。
この記事では
- どうしてUPC・MPNが重要なのか?
- UPC・EAN・JAN・ISBN・MPN・ASINの意味
- UPCにはJANを入力する
- UPC・MPNの簡単な調べ方
以上を解説しています。ぜひ最後までお付き合いください!
目次
UPC・MPNとは?
UPCとは商品を識別するためのバーコードで、ほかにもEAN・JAN・ISBNなどがあります。
これらのコードの特徴は後ほど詳しく紹介しますが、eBayでは出品時にこの商品識別コードの入力が必須となっています。
どうして入力しなくてはいけないのでしょうか?
それは、バイヤーが商品識別コードから検索して商品を見つけやすくするためです。
商品コードから検索するバイヤーは多くはありませんが、ebayはできるだけバイヤーのニーズに答えて快適に買い物ができるプラットフォームを目指しています。
商品識別コード入力のメリットはバイヤーだけでなく、セラーにもあります。
ebayでUPC、MPNを入力するメリット
ebayでは、商品情報を正確に入力しているセラーはSEOが上がる仕組みになっています。
商品識別コードを入力すると・・・
ーebay内の検索でベストマッチに表示されやすくなる!
ーGoogleやBingなどの検索エンジンでも上位に表示されやすくなる!
検索エンジンでも表示されるようになればクリック率が増えます。
そうすれば注目商品としてebayでも上位表示されやすくなり、認知度・購入率はさらに高くなります!
“Does not apply”と入力してもSEO効果は期待できません。
ヴィンテージ品などを除き、UPCや製品型番が分かる商品はなるべく入力するようにした方がいいですね。
UPCやMPNがないとebayに出品できない!?
カテゴリーによってはUPCやMPNが必須項目になっているため入力しないと出品できないことがあります。
そういった場合にこの記事でお伝えする方法で探せば問題なく入力できることがほとんどですが、どうしても探しきれないこともあります。
そういった場合はDoes not applyと入力して出品しましょう!
その場合はAPIやFile exchangeを使って一括データ更新をしようとしたときに、データ更新をはじかれることが多いため出品時に必須項目はしっかりと入力しておきましょう。
UPC・EAN・JAN・ISBN・MPN・ASINの違いを知ろう
商品識別コード入力のメリットは分かりましたが、UPC、EAN、JAN、ISBN…聞き慣れない名前がたくさんありますよね。
なにがどのように違うのか、下の表で見てみましょう!
UPC (Universal Product Code:共通商品コード) |
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EAN (European Article Number:欧州統一商品番号) |
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JAN (Japanese Article Number:日本統一商品番号) |
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ISBN (International Standard Book Number:国際標準図書番号) |
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MPN (Manufacturer Part Number:メーカー製品番号) |
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ASIN (Amazon Standard Identification Number:Amazon商品番号) |
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バーコードは国によって呼ばれ方が違います。
- UPC・・・アメリカとカナダ
- EAN・・・ヨーロッパ
- JAN・・・日本
そしてこの3つを総称するのがGTIN(Global Trade Item Number )
GTINは、世界共通の商品コードです。
GTINは「総称」
UPC、EAN、JANは「通称」ということになります。
ISBNは書籍関連に、ASINはAmazonで使用されます。
それぞれの違い、理解できたでしょうか?
次に、ebayの入力必須項目「UPC(JAN)とMPN」について解説していきます!
ebayのUPCにはJANコードを入力する
UPCはアメリカ・カナダで使用される商品コードですね。
UPCとJANは通称は違えど、GTINの世界共通コードなのでUPC=JANだと思っていただいて大丈夫です。
ebayで日本製品を出品する場合、UPC欄にJANコードを入力します。
JANコードの調べ方
JANコードを調べるには、こちらの検索サイトが便利です。
引用:JANコード検索
この商品のJANコードを調べるために、上記のサイトで検索してみます。
該当する商品をクリックし詳細画面を開きます。
JANコードが表示されました。
あとはコピーペーストで、ebayの出品画面のUPC欄にこの番号を入力します。
ブランド/メーカー品の出品にはMPNも入力しよう!
MPN (Manufacturer Part Number)とは製品の型番です。
メーカーの特定の商品を識別するために使用されており、有名ブランドや電化商品などには必ずついていますね。
MPNコードとJANコード、この二つを入力すればSEOに絶大な効果があります!
検索順位でライバルと差をつけることができるので、カメラなど競争が激しいジャンルを扱っている人はMPNコードは必ず入力した方がいいでしょう。
MPNの調べ方
MPNはAmazonサイトから調べることができます。
①出品する同モデルの商品ページを開きます。
②商品画面を下へスクロールしていきます。
赤枠内の「製品型番」または「商品モデル番号」がMPNです。
「製品型番」と「商品モデル番号」は同じ文字列のことも多いですが違う文字列の場合もあります。
その場合は「製品型番」をMPNにしましょう。
もしどちらもない場合は、海外Amazonで掲載されている可能性があります。
①海外Amazonサイトの商品ページを開きます。
②画面を下へスクロールしていきます。
赤枠内「Item model number」がMPNになります。
【ebay輸出】UPC・MPNとは?検索順位を上げる出品の仕方のまとめ
- UPC/EAN/JANは商品バーコード
- MPNはメーカ/ブランド製品の型番
- ISBNは書籍番号
- ASINはAmazonの商品番号
MPN・UPCを入力すれば検索順位が上がり、商品が売れやすくなります!
ーUPCはJANコードを入力
ーMPNはAmazonの「製品型番」または「Item model number」を入力
まだ日本人セラーでUPCとMPNをしっかり掲載しているセラーは少ないです。
あまり知られていない今だからこそ、ライバルに差をつけるチャンスですよ!!
SEOを上げるには、タイトル付けもかなり重要です。
無駄なキーワードはかえってSEOを下げてしまう事もあるんです…
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最後まで読んでいただきありがとうございました!