PayPalの取引手数料、どのくらいかかっているか知っていますか?
計算すると想像以上に手数料がかかっていて驚くかもしれません…!
今回はPayPalの取引手数料を抑える方法、マーチャントレートについて解説しています。
- PayPalの取引手数料の仕組みを知りたい
- 手数料を抑える方法を知りたい
- PayPal決済で月の売上が30万円以上ある
当てはまる方はこの記事を読んでぜひ手数料を抑えてください。これからの場合でも覚えておいてくださいね!!
マーチャントレートの申請はワンクリックでできてしまいますよ!
目次
PayPalマーチャントレートとは?
マーチャントレートとは、PayPalが設けている決済取引手数料を安く抑えるための割引システムです。
まずはPayPalの取引手数料の仕組みを見てみましょう。
PayPalの決済取引手数料
海外への取引の場合、1件の取引ごとに4.1% + 40円かかります。
(国内取引は3.6%+40円)
例えば、ebay海外輸出で8,000円の商品(送料込)が売れた場合は368円がPayPal手数料で引かれます。
一ヶ月に20件の取引があった場合の手数料は7,360円
30件の場合は、11,040円が引かれます。
取引手数料だけでも結構な金額が引かれているのが分かりますね。
そこで使うのが「マーチャントレート」
マーチャントレートを申請すれば一ヶ月間の売り上げに応じて、手数料を安くすることができるんです。
ebayとPayPalの紐付けがまだの方はこちらをお読みください!
マーチャントレートの申請条件は、一ヶ月間で30万以上の売上
マーチャントレートを申請条件は以下の2つがあります。
- アカウントに問題がないこと(制限がかかっていない、未解決のチャージバックがない)
- 前月(月初~月末)の売上が30万円以上であること
一月に30万以上の取引があると、手数料は3.9% + 40円/件
通常の手数料より-0.2%になります。
先ほどと同じように8,000円の商品が売れた場合、一件352円となり16円の手数料を抑えることができます。
たったそれだけ・・・と思うかもしれませんが、申請した場合/申請しなかった場合を比較してみましょう。
手数料 8,000円の商品を月間40件販売した場合 |
月間 | 年間 |
申請なし | 14,720円 | 176,640円 |
申請あり | 14,080円 | 168,960円 |
年換算すると7,680円を節約することができます。
さらに売上が100万円以上超えると手数料がもっと安くなり、3.7% + 40円/件になります。
8,000円の商品を月間400個販売したとして計算してみます。
手数料 8,000円の商品を月間400件販売した場合 |
月間 | 年間 |
申請なし | 147,200円 | 1,766,400円 |
申請あり | 134,400円 | 1,612,800円 |
かなり手数料の差が出てくることがわかります。
こちらに一覧をのせておきますね!!
申請の際には3つの注意点があるので、気をつけましょう。
- 1カ月に1度しか申請できない
- 売上が30万円未満になってしまった場合、または未解決のチャージバックが発生した場合は、標準レート(4.1% + 40円)に戻る
- 標準レートに戻ってしまっても、マーチャントレートを再度申請する必要はない
マーチャントレートの申請方法はワンクリック
マーチャントレートの申請はとっても簡単です。
PayPalページの決算導入(ビジネス)>手数料>「マーチャントレートの申請条件を見る」をクリックします。
またはこのボタンをクリック↓↓↓↓
下部のボタン「マーチャントレートを申請する」をクリックし、PayPalにログインすれば完了です!
PayPalの手数料を抑えるマーチャントレートのまとめ
- 30万以下・・・4.1% + 40円/件
- 30万超・・・3.9% + 40円/件
- 100万超・・・3.7% + 40円/件
手数料の削減でいうと、0.4%も抑えられる売上100万円以上を目指すのがいいですね!
微々たるのものかもしれませんが、意識して少しでも抑えようとする姿勢があるか・無いかで大きな差が生まれます。
「塵も積もれば山となる」というように、ほんの小さなコストも毎月見直して改善していけば大きな利益となっていきますよ。
一度申請してしまえば今後手続きをする必要はありません。
状況に応じて自動的に手数料のレートが変動します。
最後まで読んでいただきありがとうございました!