【ebay輸出】出品アップグレード機能「太字フォント」や「サブタイトル」は効果ある？

ebayの出品画面に小さな文字で表示されている項目にお気づきの方も多いのではないでしょうか？

□Stand out with a bold title in search results($4.40)

□Display a large photo in search results with Gallery Plus($1.10)

これらは「出品アップグレード機能」といって、オプションで料金を払って商品にサブタイトルをつけたり、文字を太字フォントに表示することができる機能です。

果たしてこれらは効果があるのでしょうか・・・？

今回は出品アップグレード機能について解説していきます。

出品アップグレード機能とは？

サブタイトルをつける、文字を太字フォントで表示するなど、出品する商品の表示を目立つようにすることができます。

バイヤーの目に留まりやすくなるといったメリットがありますが、有料オプションとなっています。

1. 太字フォント（Bold）
2. ギャラリー・プラス（Gallery Plus） 
3. 出品スケジュール設定（Scheduled Listing）
4. サブタイトル（Subtitle）

出品アップグレード機能はこれら4つのオプションがあります。

一つずつ特徴と、利用料金をみていきましょう。

アップグレード機能それぞれの特徴と利用料

アップグレード機能の利用料金は、商品価格、出品形式、出品期間によってそれぞれ異なります。

①太字フォント（Bold）

太字フォントは、検索画面で表示される商品タイトルを太字（Bold）にすることで、バイヤーの目を引くことができます。

はっきり言うと、これを使っているトップセラーはほぼいません。

150ドル以上の商品だと6ドルもするので、利用価値はあまりないように感じます。

②ギャラリー・プラス（Gallery Plus） 

Gallery Plusを使用すると、検索結果ページのギャラリー画像のすぐ下に「拡大」アイコンが表示されます。バイヤーは、マウスでアイコンをクリックするか、カーソルを置くと画像の拡大版が表示されます。

引用：ebay

Collectibles、Art、Pottery & Glass、Antiquesカテゴリーの出品では無料です。

③出品スケジュール設定（Scheduled Listing）

出品を開始する日付を設定することができます。

スケジュール設定は、当日から最大3週間後まで予約可能です。

オークション・固定形式ともに利用料金は$0.11（カテゴリーや販売価格で異なる可能性もあります。）

④サブタイトル（Subtitle）

サブタイトルを追加することで、商品に関するより詳細な情報をバイヤーに提供することができます。

販売する商品に関する追加情報（例：ブランド名、アーティスト、デザイナー、アクセサリー、オプションなど）や、バイヤーが興味を持ちそうな言葉（例：商品の状態、メリット、仕様、型番、おまけなど）を追加することができます。

注意したいのは、これを設定したからといってタイトル検索でものすごくSEOに強くなることはありません。

6ドルもするため海外のバイヤー内では「waste money（お金の無駄遣い）」という意見で一致しているようです。

僕も利用料を払ってこれを設定するぐらいならタイトルを入念に作り込んだ方が良いと思います。

SEOに強くなるタイトルの付け方も解説しているので、合わせてご覧ください！

【ebay輸出】売れる!!商品タイトルのつけ方と使ってはいけないキーワード

出品アップグレード機能の設定方法

アップグレード機能はすべて出品画面から設定できます。

①太字フォント（Bold）はタイトルのすぐ下にある項目「Stand out with a bold title in search results」にチェックをつけます。

②ギャラリー・プラス（Gallery Plus）は、商品画像下「Display a large photo in search results with Gallery Plus」にチェックをつけます。

③出品スケジュール設定（Scheduled Listing）は、Selling detailsのDurationの項目にあります。

④サブタイトル（Subtitle）は、タイトル下にある次の項目に文字を入力します。

【ebay輸出】出品アップグレード機能とは？まとめ

僕はこれらの機能は使用していません。

バイヤーの目を留まらせたいなら、タイトルを工夫して、商品状態の分かる綺麗な画像を用意し、Item specificsやItem descriptionを充実させた方が断然効果があります！

ではなぜ今回この記事を書いたのかというと、これらの機能がチェックマークをつけるだけで簡単に設定できてしまうからです。

以前、出品作業を担当したスタッフが誤って太字フォント機能にチェックを入れてしまい、利用料だけで600ドル請求されたことがあります。（「Sell similar」を利用していたため、約100点出品していました。）

気づいた段階でebayに連絡して、出品をすべてキャンセルすることで事なきを得たんですが、本当に冷や汗かきました・・・

外注さんに依頼する時はもちろん、文字が小さくチェックマークを入れたことに気付かないケースもあるので、自分で出品する際も十分に気をつけてください。

ebayでは無料でセラーストアをオシャレにデザインできたり、お得なオファーをかけたりすることもできます。

なるべく節約しながら、様々な方法でバイヤーにアプローチしていきましょう！

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最後まで読んでいただきありがとうございました。