こんな風に、プラスチック製品の黄ばみに悩んでいる方はいませんか?
実はその黄ばみ、身近なあるモノである程度は消すことが出来るんです!
新品同様みたいにピッカピカ!
……とまではさすがに難しいですが、目立たなくさせることは実は簡単にできるのです。
しかも、綺麗にできた品を海外に売ることでちょっとしたお小遣い稼ぎもできるんです。
- プラスチックの黄ばみの消し方を知りたい人
- 黄ばみの原因別に消し方を知りたい人
- 使う道具別に黄ばみの消し方を知りたい人
- お小遣い稼ぎをしてみたい人
黄ばみの原因によって効果的な方法は違います。
この記事では、プラスチックの黄ばみの簡単な消し方を道具別にご紹介します。
フリマサイトやリサイクルショップで購入した商品の黄ばみが解消できるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
プラスチックの黄ばみは簡単に消せる!
結論から言うと、プラスチックの黄ばみは主に以下の3つの道具のうちどれかで大体は綺麗にすることができます。
- メラミンスポンジ
- 重曹
- 漂白剤
家になくても、どの商品も100均やドラッグストア、ネット通販ですぐに揃えることができます!
プラスチックの黄ばみの主な原因と対処方法
プラスチックの黄ばみの原因はたくさんありますが、ここでは一般的な原因をお伝えします。
原因①食べ物やタバコのヤニによる表面上の汚れ
- 人の手についている皮脂や食べ物などが表面に蓄積されて黄ばんでしまいます。
- タバコのヤニがプラスチックの表面に付いて黄ばむ原因になります。
原因②着色料の酸化や紫外線による影響(日焼け)、劣化による黄ばみ
- プラスチック製品に使われている着色料が時間の経過によって酸化します。
- 日に当たる場所にあったプラスチック製品が、太陽の紫外線によって黄ばんできます。
- 経年劣化が原因でプラスチックそのものが傷んでしまった結果、黄ばんでしまいます。
いざプラスチックの黄ばみ落とし!事前準備はこちら
これからご紹介する方法を試す前に、電子機器の黄ばみを落とす場合は事前にやっておくことがあります。
ボタンなどに使われてるゴム部分にも影響が出るかもしれません。
取り外せるものは外しておくと安心ですが、外せない場合は注意しながら作業しましょう!
また、
・木製のもの
・天然素材のもの
・アルミ素材
これらは重曹との相性が悪いので、それにも気をつけてくださいね。
プラスチックの黄ばみの消し方!道具別3選
ここからは
- メラミンスポンジ
- 重曹水
- 漂白剤
を使った方法を順にご紹介していきます。
①メラミンスポンジを使ってみよう!
べたベタする場合、まずはこの方法を試してみてください!
これで落ちなかった場合は、③でご紹介する漂白剤を使ってみましょう。
あまりに擦りすぎると細かい傷がついてしまうので、気になる方は次に解説する「重曹水」を使う方法を試しましょう!
↓↓↓
①プラスチック部分を外す
先程もお伝えした通り、電子機器の場合は水がNGです。
なので、取り外してプラスチックだけの状態にしましょう。
②メラミンスポンジに水を含ませる
メラミンスポンジにたっぷり水を含ませます。
そのあと、メラミンスポンジの色が少し白色になる程度に軽く絞ってください。
絞り過ぎちゃだめですよ!
③黄ばみ部分にこすり付ける
軽く絞ったメラミンスポンジを黄ばみ部分にこすり付けます。
タバコや食べ物などの表面の汚れが原因の場合、これだけで十分に黄ばみを落とすことができます。
④落ちた汚れを拭き取る
メラミンスポンジでこすると、汚れと水分が出てきます。
その都度拭き取り用の布で拭きましょう。
それでも落ちない場合は、水の代わりに除光液を使ってみましょう。
除光液とはマニュキュアを落とす薬剤で、100均の化粧品コーナーにも売っていますよ!
ただし、水に比べて注意する点が2点あります。
- プラスチックが色落ちする可能性がある
- 製品が痛む可能性がある
除光液はもともと化粧品を溶かすものです。
そのため、色がついたプラスチックの色まで落としてしまったり、表面部分を濁らせてしまう可能性があります。
色落ちしたり傷んでも問題ないものに利用することをおすすめします。
除光液を使うのが怖い場合も、次に紹介する「重曹水」を試しましょう!
②重曹水を使ってみよう!
といった場合は、メラミンスポンジの代わりに「重曹水」を使ってみましょう。
↓↓↓
①プラスチック部分を外す
こちらもメラミンスポンジの時と同じく、電子機器の場合は取り外してプラスチックだけの状態にしましょう。
②重曹水を作る
水200cc(ml)に対して、重曹小さじ1(約4g)
スプレーボトルに入れてブンブン振って、重曹を混ぜましょう。
重曹は水に溶けにくいので、完全に溶かす必要はありません。
③重曹水を黄ばみ部分に吹き付ける
黄ばみが気になる部分へ吹きつけ、布などで拭き取りましょう。
それでも落ちない場合は重曹ペーストの出番
という場合はこの方法にしてみましょう!
重曹と水を2:1の比率で混ぜる
面倒な場合はざっくりでも作れます。
粉の重曹を小皿に入れ、少しずつ水を加えていきます。
ドロっとした状態になれば出来上がりです。
黄ばみが気になる部分に塗って、30分ほど放置しましょう。
そのあとに布などで擦ればOKです。
③漂白剤を使ってみよう!
酸化や日焼けによって黄ばんだプラスチックの黄ばみを消すには、漂白剤を使います。
↓↓↓ ①分解してプラスチックのみにする ②タッパーなどの容器に水と漂白剤を入れて黄ばんだ製品を入れる
僕は「ワイドハイターEXパワー」を愛用しています。
透明のものを使用します。色付きだと容器の色が出てくる場合があります。
手が荒れる可能性がありますので、ゴム手袋を装着することを推奨します。
プラスチックのみの製品の場合
①タッパーなどの容器に水と漂白剤を入れて黄ばんだ製品を入れる
水と漂白剤の比率は2:1
黄ばんだ製品が液体にしっかりと浸かるようにします。
②日当たりの良い場所に黄ばんだ面を向けて天日干しする
僕はだいたい3日ほど放置しています。
タッパーのふたは開けていた方が白くなりやすいです。
③白くなったら取り出して水洗い
ちょくちょく様子を見て、白くなってきたら取り出します。
3日経たなくても白くなっていれば取り出しちゃってOKです。電子部品やゴムパーツありの製品の場合
水と漂白剤の比率は2:1
黄ばんだ製品が液体にしっかりと浸かるようにします。
③日当たりの良い場所に黄ばんだ面を向けて天日干しする
3日ほど放置します。
タッパーのふたは開けていた方が白くなりやすいです。
④白くなったら取り出して水洗い
白くなってきたら取り出します。
⑤再組立てして完了
分解できないものや大きいものの場合
この場合は、以下の道具を用意します。
僕は「ワイドハイターEXパワー」を愛用しています。
手が荒れる可能性がありますので、ゴム手袋を装着することを推奨します。
↓↓↓
①製品の黄ばみ部分にキッチンペーパーを置く
漂白剤でヒタヒタにするために2枚重ねると良いです。
②漂白剤の原液をかける
素手でやらないようにゴム手袋をしましょう。
製品の形状やサイズに合わせて均等になるようにしましょう。
③漂白剤をかけ、その上からサランラップを3重に巻く
巻けない場合は、空気がなるべく入らないようにピッタリ上から被せます。
④日当たりの良い場所に3~5日放置
これも、黄ばんだ部分を日光に当てると良いですよ。
⑤白くなったら水拭きする
漂白剤が残らないよう、しっかり除去できるまで拭き上げましょう!
プラスチックの黄ばみを消す注意点とポイント3点
さらに劣化させてしまい、最悪トドメになってしまう可能性があります。
さらに、僕が今まで黄ばみ消しをやってきてたどり着いた「押さえておくべきポイント」が3点あります。
①日差しが弱いと効果が弱くなる
②黄ばみが強烈な場合、1回ではなかなか落ちない
③分解できない電子機器は壊れる可能性も
→日差しが弱い場合は、天日干しの日数を伸ばして調整して下さい。
→漂白剤の濃度を高めにしたり、天日干しする時間を延長してください。
→無理に分解はせず、サランラップを巻いて対応します。
漂白剤がついては困る部分につけないように慎重に作業を行ってください。
また、日差しが強すぎると壊れる製品もあるため時間をかけてじっくりと陰干しをすると良いです。
黄ばみ落としで失敗してしまうと、残念ながら元に戻すことは至難の業です。
まずは、安いものや不用品で練習してみることをおすすめします!
プラスチック製品の黄ばみ消しをおぼえたら出来ること
僕がおすすめしているのが、自宅にある黄ばんだプラスチック製品をキレイにしてebay(イーベイ)という海外の通販サイトで販売することです。
あなたのお宅に「古くて黄ばんでいるファミコンやゲームボーイ」はありませんか?
日本では安値のものが高く売れるのが「ebay」です。
日本の中古品はどのジャンルも売れやすいので、フリマサイトでほとんど値段が付かないようなものも売れますよ!
黄ばみ消しの技術があれば、扱える商品の幅もぐんと増えます!
ebayに関してのメリットやデメリットはこの記事にまとめています。
もしよかったら覗いてみてくださいね。
プラスチックの黄ばみを消す方法3選!まとめ
いかがでしたか?
黄ばみを消すことで、ものを長く大切に扱うことができます。
また、自宅にある不用品もebayというサイトなら高値で売れるかもしれません。