

サービス規約は一見難しく見えるかもしれませんが、トラブルを避けるために必ず押さえておくべき重要なルールです。
この記事では、Shopeeのサービス規約の中でも特に重要なポイントに絞ってわかりやすくまとめています。
- これからShopeeを始めようと考えている人
- Shopeeの利用規約の重要部分をまずは簡単に確認しておきたい人
- 越境ECに挑戦してみたい人
目次
そもそも「サービス規約」ってなに?
Shopeeの「サービス規約」とは
Shopeeのサービス規約は、Shopeeを利用する上でのルールブックといえます。
セラー(販売者)だけでなく、バイヤー(購入者)も含めたすべてのユーザーに適用されます。


なぜサービス規約の確認が必要なの?
ズバリ、トラブルの発生率を下げることができ、万が一トラブルが起こっても冷静に対応できるからです!

事前にサービス規約を理解しておけば、これらのトラブルに見舞われた時でも対応ができますし、知らないうちにルール違反をしていて警告を受けてしまう…なんてことも防ぐことができます。
もしサービス規約に違反してしまうと、アカウント停止や凍結といった重いペナルティを受ける可能性もあります。
セラーにとって、サービス規約はこういったトラブル回避のために必要なのです。

定期的に確認する習慣をつけるといいですよ。
Shopeeサービス規約で特に注意すべきポイント
では、以下からShopee利用前に越境EC販売者が注意すべき部分をピックアップし、最低限押さえるべきポイントをまとめています。(2025年10月05現在)
出品・販売に関するルール
- 出品が禁止されている商品がある
例:リチウム電池、宝石類、貴金属、活性炭入り商品、武器・薬品等。
また、航空輸送禁止品(スプレー缶・アルコールなど)も出品、発送不可。
出品が禁止されている品物は国によって違いがあるので、各国ごとに確認しておきましょう。
- 商標や表現方法に注意(誤解を招く説明はNG)
正確でない情報、または誤解を招くような表現を掲載するのはNGです。

配送・物流に関するルール
Shopee公式物流(SLS)の利用について
SLSはShopee独自の配送サービスです。
これによって安定した配送が可能になっています。
SLSの配送料やルールは都度変更されることがあり、法律に基づいて発送された商品を開封・検査できる権利をもっています。
販売禁止品や規制対象品が見つかった場合は、商品の返送・廃棄・関係当局への引き渡しなどの対応が行われ、これにかかる費用はセラー負担となります。
販売に関わる手数料のルール
- 取引手数料を支払う必要がある
セラーは、各注文に対して取引手数料を支払う必要があります。
これは決済サービスや銀行が課す費用に基づくものであり、随時更新されます。
取り扱う出品カテゴリによって手数料の割合が変わることもあります。

取引・配送のルール
- 海外輸出での取引リスクや責任はセラーが負う
- 配送中の破損・紛失などのリスクはセラーが負う
- セラーは販売対象国の輸出入の法律を遵守する必要がある
バイヤーとの取引や配送時に発生するトラブルは、セラーが最後まで真摯に対応する必要があります。
また、販売国への輸出が禁止されている商品も把握しておかなければなりません。
知らずに販売していて、気づいたらトラブルに発展していた…ということもあり得ます。

自分が気を付けていれば防げたトラブルほど心労が大きいものはないので、細心の注意を払いましょう。
サービス規約違反するとどうなる?
Shopeeのサービス規約に違反した場合、以下のような様々な措置が取られる可能性があります。
- ストアの削除
- アカウントの制限・凍結・解約
- 資金(売り上げ金)の凍結
- 刑事事件や民事訴訟(損害賠償請求や救済命令を含む)
小さな違反の積み重ねでも処分対象になるので気をつけましょう。


一発アウトのケースもありますし、小さなミスでも何度も警告を無視すると危ないです。
だからこそ、サービス規約をちゃんと読んでおきましょう。
サービス規約の改定は定期的にある!
Shopeeは規約を随時更新しています。

【まとめ】Shopeeサービス規約を味方につけて安全に越境ECを始めよう!
- Shopee利用のルールを理解する
- 各国ごとの出品禁止商品を確認しておく
- 配送・物流(SLSなど)の条件を確認する
- 販売手数料を把握する
- サービス規約違反すると商品削除やアカウント凍結などのリスクがある
- サービス規約は随時更新されるので、定期的に確認する習慣を持つ
Shopeeのサービス規約は、初心者にとって少しハードルが高く感じるかもしれませんが、「安心して取引を行うための味方」でもあります。











