
このサービスは配送までの時間が最長12日ほど(前後あり)で安価に商品を送ることができます。
取り扱う商品によって使い分けてみましょう!
- CPaSSでエコノミーサービスを使いたいけどやり方が分からない方
- CPaSSでより安価に商品を送りたい人
- SpeedPAK Economyの発送方法が知りたい人
- 郵便局の小型包装物との比較が知りたい人
目次
CPaSSのeBay SpeedPAK Economy(エコノミー)って何?
SpeedPAK Economy(エコノミー)は、CPaSSを利用することで提供される安価な発送方法です。
- 完全追跡付き
- 重量は25kgまで(実重量と容積重量のいずれか大きい方)
- 商品価格 $800まで
- 配達所要日数・・・8-12営業日(小型包装物とEMSの中間程度の配送スピード)
現時点では日本から米国、イギリスとドイツへの配送が利用可能となっており、CPaSSに登録をしている日本人セラー全員が利用可能です。

SpeedPAK Economyは、小型包装物やEMSの中間に位置づけできる配送サービスです。
CPaSSには他にも「SpeedPAK via FedEx」や「SpeedPAK via DHL」といった速達サービスがありますが、それらよりも安価で商品を配送することができます。
使ってみたところ、これらのサービスよりもかなり送料を押さえることができるので、大きなコストダウンが期待できます。
eBay SpeedPAK Economy(エコノミー)の設定方法と返送先の住所設定
では、eBay SpeedPAK Economyの設定方法を解説していきます。
①eBay SpeedPAK Economy(エコノミー)の設定方法
(1)CPaSSにサインインする
(2)「設定」>「配送業者設定」>「eBay SpeedPAK Economy」をONに切り替え

(3)「アクティベートをリクエスト」をクリックする


これでOC社のサイトに移ります。

それぞれの項目を設定します。
②「エコノミーサービスに関する特別利用規約に同意する」にチェックを入れる
③「有効にする」をクリック

すると上記のような画面が表示されるので「確認」をクリックします。


②国内返送先住所を設定する
配送条件を満たしていない場合(禁止商品・重量・寸法・郵便番号無効など)、返送料はセラー負担で日本のOC社の倉庫から設定した住所に返送されます。
(1)「設定」>「配送業者設定」>「eBay SpeedPAK Economy」>「設定」をクリックする

(2)差出人住所と返送先住所の右側「編集」をクリックする

(3)「国内返送先住所」>「追加」をクリックする
以下の画面になるので、確認をクリックしてOC社のサイトへ移動します。


追加をクリックします。
(4)国内返送先住所をすべて日本語で入力し「保存」をクリックする

この返送先住所はSpeedPAK Economyのみに適用されます。

速達としてFedexやDHLの配送サービスも併用する場合は、「Add additional service」>「SpeedPAK Economy」をクリックします。

eBay SpeedPAK Economyと小型包装物の比較

以下にまとめてみましたので、比べて参考にしてみてください!
小型包装物 | eBay SpeedPAK Economy | |
配送日数(米国宛) | 15日前後 | 8-12営業日 |
重量制限 | 2kgまで | 25kg以内(本土48州) |
請求重量 | 実重量 | 容積重量と実重量のいずれか大きい方を基準として計算し料金が請求される
容積重量(kg)₌長さ×幅×高さ(cm)÷8,000 |
サイズ制限 | 最長辺 60cm以内 縦+横+高さ 90cm以内 |
最長辺 66cmまで(55.88cm超えは追加料金) 最長辺+2×(幅+高さ) 274cm以内 |
上限商品価格 | 上限特になし | 800USD未満 (取引総額が800USDを超える場合は、 追加手数料かかる可能性あり) |
発送可能国 | 各国 | 米国全州 |
発送判定日時 | 郵便局でスキャン時 | Orange Connex日本倉庫にてスキャン時 |
配達不可時 | 返送料なしで返送 | 転送または返送されず、破棄になる |
郵便局は控えがそのまま証明書になりますが、eBay SpeedPAK Economyを利用する場合は、輸出証明書の発行をOC社へ依頼する必要があります。
また、eBay SpeedPAK Economyの発送判定は郵便局やローソンに受け渡したときではなく、OC社の日本倉庫に到着してスキャンされた時になります。

さらに、現地に配達できなかった場合は返送されず破棄になってしまいます。


eBay SpeedPAK Economyの梱包方法
詳しいラベル発行について述べる前に、梱包について先に解説いたします。
エコノミーの梱包はFedexやDHLの梱包とは少し違うからです。
- 売れた商品を箱や袋で梱包
- 【CPaSSで作成したバイヤー宛のラベルを貼り付ける】
- さらにそれを外箱・外袋に入れる
- 外箱・外袋に【OC社の日本支部宛のラベルを貼り付ける】
出荷した商品は一度日本国内のOC社の倉庫に送られ、そこで開封されてからさらに海外のバイヤー宛に送られるのでこのような形となります。


たとえ発送個数が1つだけでも、必ず外箱や外袋に入れてOC社へ送りましょう。
eBay SpeedPAK Economyのラベル印刷と発送方法
さて、梱包方法を解説したところで以下より発送ラベルの発行から受け渡しまでの流れを解説します。
その前までの流れは「SpeedPAK via Fedex」や「SpeedPAK via DHL」と変わりませんので、こちらの記事を参考に進めてみてください。
↑該当箇所【CPaSSのSpeedPAK発送ラベル印刷方法について~⑫「ラベルを印刷」から配送ラベルをプリントアウトする】まで
①ラベル発行
ラベルを印刷する際にバイヤーが「SpeedPAK Economy」を選択していることを確認して発行しましょう。

速達注文の分をエコノミーで発送してしまわないよう、細心の注意を払いましょう。
ここで送料を比較し、もし他の配送サービスの方が安い場合はそちらに変更してもOKです。

②ラベルを貼り付ける
印刷された配送ラベルを商品ごとに印刷します。
次にラベルを切り取り線に沿って切り、各梱包ごとに貼り付けます。


ラベルを張り付ける際は伝票袋、もしくはデリバリーパックを利用するといいでしょう。
ネットショップで販売しています。
また、ラベルにも記載がありますが梱包商品の平面サイズの長さは15×15cm以上にする必要があります。
③「出荷待ち」ステータスをクリックし、引き渡し方法を決める

「引渡方法を選択」をクリックし、OC社への引き渡し方法を選びます。
倉庫に直接発送の場合は送料が発生してしまうので、よほどの事情が無い限りは「持ち込み」がいいでしょう。
以下から「持ち込み」による引き渡し方法を解説します。
引き渡し方法が「持ち込み」の引き渡し方法

「確認」をクリックします。

入力されている項目に間違いがないか確認をして「次へ進む」をクリックします。



持ち込み先で二次元コードを読み取る必要があるため、必要に応じてスマートフォンで受信できるメールアドレスに変更しておくと便利です。
「二次元コードを取得する」をクリックすると、先ほど入力したメールアドレス宛にURLが記載されたメールが届きます。
そのメール内容の中の、https~から始まるリンクをタップします。
二次元コードがスマホ画面に表示されるので、これを郵便局やローソンに持ち込み、もしくはファミロッカーにかざします。

ここまでOKなら、先ほど閉じずに開いておいたCPaSSの画面に戻ります。
するとこの画面に切り替わっているので「完了」をクリックします。

各サービス(郵便局・ローソン・ファミロッカー)での発送方法は送られてきたメールアドレスに記載がありますので、参考にして自分が利用しやすい方法で発送をしましょう!

持ち込みまでが完了したら、バイヤーに追跡番号をアップロードします。
これで発送の手続きは完了です。

CPaSSのSpeedPAK Economy(エコノミー)を梱包からラベル印刷まで徹底解説!まとめ
いかかでしょうか?
- SpeedPAK EconomyはCPaSSで安価な発送方法
- 小型包装物をEMSの中間くらいの位置づけの配送サービス
- 安価な商品に利用がおすすめ
- コンビニや郵便局に持ち込み・もしくはファミロッカーで発送が可能
- ハンドリングタイムは長めに設定しておくと安心
- 商品を梱包した後、外箱または外袋に日本のOC社宛のラベルを貼る
Bay SpeedPAK Economy(エコノミー)は主に軽量帯で大活躍します!
高価な商品や重量帯では「SpeedPAK via Fedex/DHL」を利用するなど、うまく併用して利益を最大化していきましょう!