Amazonオーストラリアでは
アメリカのAmazonとは利益の計算方法が異なってきます。
何が違うの?
それはずばりサービス税(GST)です。
2018年7月1日に、オーストラリアでは、課税価格が1,000豪ドル以下の商品(低価格輸入品またはLVIG)に対して物品サービス税(GST)が導入されまれました。
簡単に言ってしまえばサービス税とは日本の消費税のようなもので
販売価格に10%課税されます。
利益計算をしてみよう!
アメリカのAmazonでは下記のような計算ができていました。
為替×(販売価格ー販売価格×販売手数料)ー送料ー仕入れ価格+仕入れ価格×日本消費税=利益
オーストラリアのAmazonでは下記のようになります。
為替×(販売価格ー販売価格×販売手数料ー販売価格×オーストラリアサービス税)ー送料ー仕入れ価格+仕入れ価格×日本消費税=利益
どこが違うのか気付きましたか?
ー販売価格×オーストラリアサービス税
が計算式に追加されています。
※課税価格が1,000豪ドル以下の商品のみ対象です。
例えば100ドルで商品を出品すると
9ドルのサービス税をAmazonから徴収されます。
あれ?
なんか計算おかしくない???
そんなことはありません。
では詳しく見てみましょう!
サービス税計算の詳細
100ドルで出品していて9ドルがサービス税だとすると
商品の価格は91ドルということになります。
販売価格が91ドルの10%がサービス税が9ドル
合計100ドルで出品している。
ということになります。
出品価格=税込み価格ということですね。
めっちゃ簡単に説明します!!
ちょっとわかりにくかったかもしれませんが
簡単に説明すると
自分が出品する価格の9%がサービス税でAmazonに徴収されますよ!!
ということです。
50ドルで出品したら4.5ドル徴収されるし
100ドルで出品したら9ドル徴収されるっていうことです。
ということは
為替×(販売価格ー販売価格×販売手数料ー販売価格×0.09)ー送料ー仕入れ価格+仕入れ価格×日本消費税=利益
で計算すればOKということですね!!
※Amazonの公式の解答では販売価格の1/11がサービス税で徴収されます。と言っていますので細かい計算をしたい場合は1/11で計算してください。
Amazonオーストラリアの情報
・言語が英語
・日本と時差が少ない
・Payoneerで資金の受け取りができる
・費用は月額でAU$49.95 + GST
・食品が送れない
・家電は電圧適合しているもののみ販売可能
・今はあまり売れないけどポテンシャルが高い国
こんな感じです。
荷物も比較的届きやすい国だと思いますし
輸出ビジネスを行っているんだったら
Amazonオーストラリアにチャレンジしてもいいのかなと思います。
僕がこの記事を書いた理由は
Amazon.comと同じ利益の計算方法をしていたら
Amazonオーストラリアで
なぜか売れても赤字になっていて・・・
なんかおかしいなーと思ったら
Amazon.comは販売価格にTAXが追加されていたのに対して
Amazonオーストラリアは販売価格から
GSTがマイナスされていることに気が付きました。
例えばですけど
Amazon.com
$100で販売
$100+TAX
とくに自分に影響ないんですが
Amazonオーストラリアは
$100で販売
$100-GST
受け取る金額が減るわけですよ。
日本のAmazonで課税事業者が販売したら
消費税を納めるのに似ています。
日本のアマゾンで購入するときって税込み価格ですもんね。
※課税事業者とは年間売り上げが1000万円以上ある事業者か
自ら申告して消費税を納める手続きを行った事業者のことを言います。
これには早めに気が付いてよかったなと思います。
気付かないまま売り上げを大きくしていたら・・・
ぞっとしますよね。
でも
こういった失敗してもいいんです。
自分が何をしたのかあとで確認して問題ないと確信できるまで
PDCAを繰り返せばいいだけなので怖がる必要はありません。
失敗を恐れて何もしないともったいないですからね。
あとここだけの話ですが
Amazonカナダは儲からないと一時期言われていましたが
いまは月利100万円ぐらいだったら
Amazonカナダの1アカウントだけでもいけます。
オーストラリアはebayのデータを見る限り
カナダよりもポテンシャルが高いので
今後が楽しみですね!!